そして、今でも3570.50はかなりの人気があり、この価格帯だとすぐに売れていく様子を目にします。
この記事の個体は、程度が良く価格も安いため、おそらくすぐに売れてしまうことでしょう。
また3570.50に限らず裏スケバージョンの3572.50も当時の約18万円という新品価格に対して10万円以上の値上がり状態。
ですから、かつて10万円台で売られていたオメガは、今となっては中古が30万円程度という価格まで上昇しているのです。
第一次腕時計ブームの際、高級腕時計を買うという行為は「緊張する出来事」だったに違いありません。
しかし、その時“清水の舞台から飛び降りる覚悟”で買った時計は、実は買った値段以上で売られているという「優良な投資対象」であったのです。
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