スポーツ系の最高級というポジションのヨットマスター2は、フォーマル系最高級のスカイドゥエラーと同じく、複雑機構を有するロレックス。
オイスター系では、このヨットマスター2登場時まで複雑機構がなかったため初のコンプリケーションモデルといえるわけで、前代未聞なその存在感は、これまで「高い最新モデル」という印象がありました。
実際、ヨットマスターの価格序列は、同世代かつ同じ素材の他モデルと比べると、最も高く、実名ともにまさに最高級という印象があったわけです。
しかし、それはすでに過去のこと。
2017年から16520などを中心に多くのロレックスが上昇した際、ヨットマスター2はなぜかあまり大きな変動とならず、その結果、価格序列が変化したわけです。
例えば、ステンレスの116680の場合、それまでデイトナ116520より高い価格帯に位置していたのが、2018年からは116520より安い水準に変化。今では116520のほうが高い時計というイメージがあるといえます。
そういったことからなのか、2019年1月という時期においても、ヨットマスター2のコンビモデル、116681は値下がり傾向となっており、当時他のロレックスが目立った上昇をするなか、反対に値下がりしている様子でした。
2019年といえば、7月以降の値下がり印象が強いですが、上半期についてはかなりな上昇となっていました。そういった時期において、116681は値下がりしていたわけです。
しかし、10月の今、他の時計の値下がりが目立つ中で、116681は値上がり傾向へと変化。
現在、116681は約212万円という水準なのですが、消費税率8%⇒10%を考慮しても、10万円以上の上昇となっているわけです。
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ロレックスヨットマスター2116681の価格比較
時計名 | 状態 | 2019年1月の安値(楽天) | 期間 | 2019年10月の安値(ヤフーショッピング) | 変動した額 | 残存価額 |
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ロレックス ヨットマスター2 116681 |
中古 | ¥1,987,750 | 0年 9ヶ月 |
¥2,128,000 | 140,250 | 107.06% |