ランゲ1にはいくつかのラインアップがあり、特にプラチナは高い傾向。また、イエローゴールド同士でも通常サイズと「リトル」という小さめなサイズがあり相場が異なります。
イエローゴールドとプラチナは色が明らかに違うため、違いが明白ですが、イエローゴールドモデルの場合、通常サイズであれば101.021同士を比べないないと、安くなったようにも感じてしまいます。
今回の値下がりも、一見すると間違って他のモデルと比べてしまった結果にも見えますが、実際は101.021を比較した結果です。
ランゲ1の象徴的モデルである101.021は、2010年頃に150万円程度で売られていましたが、2015年には260万円という額になり約110万円の値上がりとなっています。
しかし、2017年になると101.021は一気に値下がりし、2015年よりだいぶ安くなってしまったのです。
そして、今回さらに10万円程度値下がりしたため、2015年8月よりも65万円程度値下がりした事になります。
ちなみに、前回の記事時点で216万円だった個体は既に売れていますが、200万円以上の時計であるということを考慮しても、ランゲ1は売れるまでに時間がかかっているという印象があります。
キャラクターも相場もパテックフィリップのライバルというという印象でしたが、最近は値下がり傾向で、あまり人気が無いのかもしれません。
ランゲ1が手に入りやすくなっている今、欲しいと思っていた時計ファンの方にとっては、検討しやすい時期だといえるでしょう。
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