2007年に復活し、当時は現行SSロレックスの中で最も高い新品実勢価格となったミルガウス。116400GVは180万円台という価格帯となったこともあり、デビュー翌年の2008年でも160万円台という水準を維持しているほどでした。
しかし今の時代、このミルガウスに対し、そういった「大人気」という印象はあまりないといえます。
というのも、この116400の価格序列を見ればすぐに分かるのですが、同世代のスポーツ系の中で下から2番目程度といった価格帯。2016年にデビューしたエアキングを除くと、この116400ミルガウスは、エクスプローラー214270の次に高いという状況であり、あまり高いという印象はありません。
この116400GVが安くなったのは、リーマンショック後のことなのですが、2008年12月には、新品実勢価格が60万円台という水準にまで下落していました。
ただ、その時代において、価格序列という意味では、このミルガウスはそれほど安いという感じではなかったといえます。
2012年時点の中古相場は40万円台という状況でしたが、当時、この116400よりも安い価格帯の人気スポーツモデルは複数あったため、それらと比べるとミルガウスは「安い」わけではなかったのです。
では、いつからミルガウスが、価格序列の面でも安い印象となったかというと、アベノミクス以降なのですが、他のロレックスが高くなった一方で、116400GVは2017年上半期まであまり値動きしない傾向がありました。
ですから、この116400GVは、
という3つの「凄さ」があるわけなので、何かと「異例の値動き」をするモデルだといえます。
そして、そんな116400GV黒文字盤は、今もまた異例ともいえる値動きとなっているわけなのですが、それはどういうことかというと、2019年11月の今、値上がり傾向となっている様子があるのです。
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ロレックスミルガウス黒文字盤116400GVの価格比較
時計名 | 状態 | 2019年9月の安値(楽天) | 期間 | 2019年11月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
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ロレックス ミルガウス 黒文字盤 116400GV |
中古 | ¥748,000 | 0年 2ヶ月 |
¥770,000 | 22,000 | 102.94% |