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SSブレスが30万円台後半で買える、フランクミュラー「カサブランカ」黒文字盤5850

つまり、知名度はフランクミュラーのほうが上。しかし、相場はパネライのほうがはるかに上なのです。

かつてフランクミュラーの相場が50万円前後、という時にパネライは30万円前後ぐらいと思っていただければ分かりやすいと思います。

厳密にはパネライは25万円で買える時期が何回かあったりして、その価格差はもっとあったりします。。

で、そんなパネライ。

今では40万円以下で購入することはなかなかできません。

一方のフランクミュラーは、なんと30万円代後半で購入できるではないですか!

しかも一般的には人気とされる「黒文字盤」がその値段です。

通常、白文字盤か黒文字盤の選択肢がある時計って、皆さまご存知の通り黒文字盤のほうが高いのが当たり前。

しかし、最近のカサブランカは黒文字盤が安値です。

なお、カサブランカ、サイズが数種類あり、なおかつブレスレットか革ベルトかでも相場が異なります。

高い順&小さい順に、

2852>5850>6850

です。

一般的なサイズが5850で、6850は“マグナム”と呼ばれる巨大サイズ。

あまり出回っていないので希少性がありますが、ノーチラスの“ジャンボサイズ”のような強い付加価値があるわけではないのでつけやすい5850で十分です。

パネライを例に出すと、

44mm=5850
47mm=6850


と思っていただくと分かりやすいと思います。

この30万円代後半のモノは5850サイズのSSブレス。

つまり、一番人気の要素を兼ね備えたカサブランカ

この時計、結構最近まで高かったのですよ。

ですから『腕時計投資を考えるブログ』がアメブロ時代、フランクミュラーは「投資価値がある」と書いたことは1度もありません。

しかし、最近多くの時計が値上がりしている中で、逆に値下がりしているフランクミュラー

ここまで値下がりしてくれると、逆にお得だと思うのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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