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Dブルー文字盤がようやく目立った上昇、シードゥエラーディープシー116660

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シードゥエラー ディープシー 116660 Dブルー文字盤

かつて“最も高価なSSモデル”(当時の現行モデルにおいて)という座に位置したディープシーのDブルー文字盤。

このDブルー文字盤は、2014年に新文字盤として追加されたのですが、スポーツモデルとしては初となるグラデーションの採用に度肝を抜かされたといえます。

グラデーション文字盤といえば、ロレックスでおなじみではありますが、このDブルー文字盤登場までは、デイトジャスト、デイデイトといったスポーツへの採用だったわけです。

グラデーション文字盤という存在に対して筆者は、『どことなく怪しく、それが美しい』といった感想になるわけですが、それがスポーツモデルに採用されたというのは、ものすごく魅力的だと思います。

そして、そのように思う方が多いためか、このDブルー文字盤はデビューするや否や、ものすごいプレミアムな価格となっていたわけです。

とはいえ、Dブルー文字盤の“最も高価”という状態は、長くは続きませんでした。

Dブルー文字盤は、2015年から最近まで、長らく“それほど大きな値動きをしない”という状態が継続。そのため、他のモデルにどんどん抜かされてしまい、今では「緑サブなどと比べると、そこまで高くない」といった立ち位置になっているのです。

実際、この116660Dブルー文字盤は、昨年10月の段階でも約156万円という状態だったわけです。

なお、2015年から2021年10月までの116660Dブルー文字盤の変化は以下の通り。

  • 2015年7月の安値 ¥1,500,000
  • 2016年9月の安値 ¥1,259,670
  • 2017年4月の安値 ¥1,360,800
  • 2017年10月の安値 ¥1,398,000
  • 2018年5月の安値 ¥1,671,840
  • 2018年8月の安値 ¥1,575,750
  • 2019年3月の安値 ¥1,462,600
  • 2019年10月の安値 ¥1,450,240
  • 2020年8月の安値 ¥1,509,400
  • 2021年10月の安値 ¥1,562,000
  • 値下がりや、回復といった変化はあったものの、基本的には150万円前後といった範疇に収まる水準だったといえます。

    さて、そのような状態だったこの116660Dブルー文字盤ですが、ようやく2022年3月という今、目立った上昇という様子がみられます。

    では、現在水準はどうかというと、なんと198万円

    ようやく150万円前後といった状態から抜け出したといえます。

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    ロレックスシードゥエラーディープシーDブルー文字盤116660の価格比較

    時計名 状態 2021年10月の安値 期間 2022年3月の安値 変動した額 残存価額
    ロレックス
    シードゥエラー
    ディープシー
    Dブルー文字盤
    116660
    中古 ¥1,562,000 0年
    5ヶ月
    ¥1,980,000 418,000 126.76%
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