1995年前後に、よりカジュアルでより若々しいというコンセプトでデビューしたパシャCとタンクフランセーズ。最近パシャCは女性用というイメージですが、こちらのタンクフランセーズははっきりと男性用だと区別することが出来ます。なぜなら、単一サイズのパシャCに対してタンクフランセーズにはSM、MM、LMという3サイズがあるからです。
本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2010年8月 の安値(ヤフオク) |
2016年10月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
|
カルティエ
タンクフランセーズ 自動巻 LM |
中古 | 6年 2ヶ月 |
¥198,000 | ¥198,000 | 0 | 100.00% |
最近10万円台前半というパシャCに対して、男性用タンクフランセーズの「LM」は20万円ぐらいとちょっと高めの相場。しかし、2010年頃のタンクフランセーズと比べて相場が変化していないというのは、全体的に腕時計が高い今、
の腕時計を20万円以下でポーンと買うのに良いポジションだと思います。
かつてこのポジションで買える代名詞的存在だったオメガは、今ではカルティエより高いなんてことも多いです。
しかも最近20万円以下で買えるオメガは程度が悪いものが多かったりするため、それより比較的程度の良いものが多いカルティエを選んだほうがさらにお得です。
カルティエに程度の良いものが多い傾向なのは、定価が高いということだったり、当時のオメガと違って高価格だったということもあり、そういう事情から大切に扱われてきたのだと予測できます。
よって、それだけ良い条件が揃っているカルティエを選択するというのは投資にはならないかもしれませんが、実質0円に近い価格で時計を買うという選択肢においてはなかなか良いモノだと思います。
また、タンクフランセーズって男性でしている人が意外に少なく、角型ケースというその見た目から、知的にも見えなかなかファッションアイテムとしても重宝しそうな腕時計。
さらに分かる人にはひと目でカルティエと分かるため「女性ウケ」的なことを気にかける場合、パテックフィリップやロレックスを買うより案外高いパフォーマンスを発揮しそうです。
というオーソドックスな内容は、かなり使いやすいでしょうし、この時計ならスーツにもカジュアルにも合いそう。よってフォーマルからカジュアル、そして季節を問わず幅広く使えるこの時計、2本目(サブ)の時計としてポーンと買ったらかなり重宝しそうな1本です。