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値下がりの典型例、カサブランカ白文字盤革ベルト5850

フランクミュラーはパネライとともに2002年から高級腕時計愛好家界隈でブームとなりました。

2002年当初は定価&流通価格が高く、パネライよりもよりフォーマル、より高級というイメージが存在したのです。

しかし、現在の状況ではパネライのほうがはるかに高い相場となっています。

Ameblo時代の旧ブログでもフランクミュラーはオススメできないため紹介するとはありませんでした。(フランク三浦は紹介しました)

まさにその通り。

2010年という時計相場全体が安い時とくらべても値下がりするなんて、値下がりの実力を兼ね備えているとしか言いようがありません。

約35万円、という2010年の価格は革ベルトのカサブランカ、という最も安いメンズモデルにしては高くない価格です。

しかし、それでも値下がりしました。

このフランクミュラーの適正価格はもしかしたら30万円以下なのかもしれません。

ただし、ロレックスパテックフィリップ、さらにパネライ、カルティエ等々も値上がりしている中、強いインパクトのあるブランドであるフランクミュラーが値下がり傾向、というのはお買い得に感じます。

力を発揮するのはこれからかもしれないので要注意です。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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