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K18の評価はパテックフィリップでも、ノーチラス5711/1R-001

なお、この約1293万円という現在のボトム価格、記事でお伝えした水準としては過去最高値であります。

5711/1R-001は、2018年8月において約742万円でしたが、2019年8月に1190万円にまで上昇。ただその後は、他の時計同様「下落トレンド」の影響と思われる値動きとなり、2020年2月には約1149万円に値下がりしていたのです。

ですから、5711/1R-001のこれまでのピーク水準は、2019年8月の1190万円だったわけですが、現在水準はなんと約1293万円。つまり、2019年8月水準を100万円以上上回っているわけです。

5711/1R-001は、2019年8月以降1000万円以上という水準に達しているため、今回のように「約1148万円⇒約1293万円」という値動きをしても、数字の印象からは「あまり変わっていない」ようにも見えてしまいます。

しかし、実はその値動きは140万円以上。なかなかな派手さがあるといえ、2019年8月のピーク水準と比べても100万円ほど高い状況となっているわけです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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